認知症の原因ですが、主たる原因として これだ とうことは一概に言えません。
アルツハイマーのようなハッキリとした原因がまだ解明できていないのもあります。
ただ、認知症とはいいましても様々な認知症がありますが、
認知症の原因として大きく作用するのは、やはり生活習慣です。
長年培ってきた生活習慣の乱れによる影響を受け、認知症の患者が増加傾向にあります。
(いろいろ調べてみますと、予想推移数値にばらつきはありますが、増加傾向です) |
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認知症の原因が生活習慣に大きく依存しているのであれば、
生活習慣の改善などで予防の可能性が大きくなってまいります。
生活習慣を改善することによって、
認知症の原因となる疾患や病態を防ぎ、
認知症も防ぐことになります。
認知症は、加齢などによって生じる単なる物忘れではありません。
認知症を引き起こす病気を細かく分類すれば、たくさんありますが、
圧倒的に多いのは、「アルツハイマー病」と「脳血管障害」の2つになります。
以前から日本では「脳血管性認知症」の方が多かったのですが、
最近では、発症原因が解明されていない「アルツハイマー型認知症」が、
半数以上を占めるようになりました。
そして、脳血管性認知症 ・ アルツハイマー型認知症 ・ その混合型を合わせますと、
認知症全体の8割から9割を占めると考えられているようです。
認知症という病気は本人だけでなく、介護するご家族の方にも大きな負担となりますので、
負担を少しでも軽くする為にもご本人の為にも、早期発見が大事ですし、
日頃の生活を見直し生活習慣の改善で認知症にならないようにすることが大切です。
・バランスのよい食事・・・・・・塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を 摂りましょう。
・適度の運動・・・・・・・・・・・・・適度に運動を行い、足腰を丈夫にしましょう。 手を使うことも効果的。
・深酒やタバコはやめる・・・・深酒とタバコはやめて規則正しい生活を送りましょう。
・積極的に頭を使う・・・・・・・・脳の衰えを防ぐためには、積極的に頭を使うことが必要です。
・生活習慣病に気を付ける・・健康診断で早期発見しただけではダメ。治療し改善することが大切。
・くよくよしない・・・・・・・・・・・・年をとってからのうつ病は気力の低下を招き脳にも影響を与えます。
いつまでも健康的な生活が送れるようにしていきたいものですが、
しかし、おかしいと思ったら、躊躇せずに早めに受診することが大切です。
そして、早め早めの対策が必要ですね。

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